LEVEL5 TOKYO BROADCAST STUDIO

レベルファイブ東京オフィス放送スタジオ

デザイン 株式会社リアルクリエイション 小島 賢士 
照明設計 コンコード
施工   のあ建築設計
家具製作 アダル

プロジェクトの経緯

  •  2015年に移転したレベルファイブ東京オフィス(詳しくはこちら)の増床プロジェクト。前プロジェクトが終了する直前から隣の区画で何をするオフィスにするかの検討を始めた。ゆくゆくはスタッフを増員するが、ひとまずは大きいセミナールームとして使用する考え方があった。大空間を作っておけば、初期投資が少なくて済むからである。その際様々なセミナールームの形を提案したが、ある日クライアントが、放送スタジオを作りたいと言った。そこから都内の様々なスタジオを見学し様々な構成スタディを行い、結果この形におさまった。中央にビュッフェスタイルのラウンジを配し、楽屋、スタジオ、コントロール室で構成されている。放送スタジオだけに防音には気を配った。スタジオ内から出る音は少ないが、スタジオ外からスタジオ内に入る音を止めることが大きな目的となった。音を止める基本は「重量」になる。しかしビルテナントなので、コンクリートブロックで壁を作るわけにはいかないので、様々な部材で検討を行い、ボックスインボックスと言われる、部屋の中にもう一つ部屋を作るといった形で作り上げた。当然ビル側の空調や排煙設備からの音も検討材料になる。ダクト経路の変更など、大掛かりな工事になったのは言うまでもない。
ビュッフェラウンジ
 この空間は関係者が集う場になっている。放送には多くの人が関わるので、打ち合わせをしたり、待機したりと多目的な使用ができる空間を目指した。
ビュッフェラウンジ
 ビル側の基本照明を落とすとしっとりとした雰囲気の良い空間になる。時と場合の使い分けができるようになっているのは、多目的空間ならではである。
ビュッフェラウンジ
正面がビュッフェカウンターで、左手奥側が楽屋、右手側がスタジオとコントロール室になっている。
ビュッフェラウンジ
天井へのアッパーライトにスクエアなフレームを用意した。オフィステナントのシステム天井は、えてして暗くなりやすく、かつ消防設備のため間接照明が取りづらい。このフレームだとアルミ製で軽く、スプリンクラーの散水障害をかわしやすいので、デザインに採用した。
  ビュッフェコーナー
待合者のためのケータリングコーナー。エスプレッソマシンや軽食、お菓子などが並ぶ。
 ビュッフェラウンジからスタジオを見る
 ビュッフェラウンジから放送スタジオの様子がわかる大きな窓がある。この窓ももちろん防音仕様で構成されている。
 放送スタジオ
木目の雰囲気で構成したスタジオ。工房感を大切にしている。スタジオで大切なことは、演者とカメラの距離感にあるので、比較的小さいスタジオでも、ひきの距離は欲しいところである。
 放送スタジオ
コントロール室をのぞむ。5000ケルビンの照明が演者を照らし出す。下にあるモニターは演者が放送内容を確認できるものである。左手にある緑のカーテンはクロマキーで、人物を取り込み、仮想空間(VR)で演ずることができる。
コントロール室
木目と濃いめのグレーで構成した。いわゆる男っぽい作業場空間を目指した。天井、壁に使用した木材はもちろん不燃材料である。
 
コントロール室
この窓から演者を見ながら調整を行う。照明はダウンライトではなく、好きな場所を照らし出すことができるスポットライトにしている。作業に必要な部分のみ明るければ良いのである。
 
ミキサーテーブル
奥にサーバーが見える。ハイテクマシンが並ぶテーブルの下は、おびただしい量のケーブルが溢れかえっている。なるべくスッキリかつメンテナンスがしやすいようにしている。 
 
 
楽屋
4部屋ある楽屋は各部屋でカラーが違う。鏡前でメイクを行うが、この鏡前とスタジオの照明の色温度は同じにしている。これはスタジオと楽屋の照明が変わると、メイクの映り方が変わるからである。
 

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