FREADIA OHASHI RESIDENCE

フリーディア大橋レジデンス

デザイン 株式会社リアルクリエイション 小島 賢士
照明設計 ブランチ 中村 達基
造作家具 株式会社牛島木工所
撮影   アール・イー・エム 藪亀寛

プロジェクトの経緯

  • 大小の形が重なり合うマンションボリュームを見た瞬間、ヨーロッパの街並みなどに見られる構成がマンションのデザイン処理に必要だと感じた。綺麗なバランスを切り取る事からはじめ、3色に色分けした街並みみたいに構成した。その中でも白い部分は塔状になっており、よりハイスペックな印象を受ける。
  •  エントランスは今回ラウンジを設けられるという事で、そのラウンジを住居人が帰宅した際に、ラウンジ内が伺えるようにしたかった。たとえばお父さんが帰ってきたとき、ラウンジに自分の子供が遊んでいるのが見えたらどうだろう。おそらく頰を緩め、こっそりとラウンジに向かうのが想像出来る。そういった間取りにするため、当初予定していた平面レイアウトを逆転させた経緯がある。
  •  エントランスに入ると真っ白な空間で、照明のみの演出が光る明るい空間に構成した。ラウンジは一転してダークな印象で、照明も薄暗い設定である。この事でお互いエントランスとラウンジのデザインの対比がお互いの存在を補完し合うようになった。
ファサード
 車寄せのあるファサード。この物件の場合、すり寄せの高低差が問題になったが、うまく処理できたと言える。この車寄せのあるポーチはライムストーンの積み石で構成した。
  風除室
 今回のプロジェクトにこの風除室は大きな意味合いを持つ。右に行くとエントランスホールに入るが、正面にラウンジが見えるようにレイアウトした。異質な空間を見せる手法は店舗デザインのそれであるが、非常に上質な空間になった。
エントランスホール
純白の空間。ただそれだけである。床面に今回は反射するテクスチャを使用した。これは照明効果を床面に投影して、広がりのある空間にしたかったためである。
  エントランスホール
壁面に光るゲートのような間接照明を仕込んだ。これも床面に投影され、つながった光の演出になっている。正面の光壁も、光の反射を計算して柱の角度を決定した。歩いて視覚が変わるたびにその表情を変えるが、写真ではそのことが伝わらないので、残念である。
  ラウンジ
風除室から見えるラウンジである。この空間はこの物件の売りになっている。居住者のお客様を招いたり、お父さんが書斎替わりに使用したり、子供が宿題をしたりと、多彩な利用法が想像出来る。
 ラウンジ
エントランスとは対照的に、重厚感のある空間で演出した。家具セレクト、造作家具デザイン、小物のセレクト設置にいたるまで私たちで行った。細部に至るまでこだわることで、世界観を作り出すことに成功した。このように小物やライティングで雰囲気を出す方法は、インテリアデザイナー特有であると言えよう。居住者にも高評価をいただいている空間である。
 

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