FARNEST KASUGA PARKS

ファーネスト春日パークス

デザイン 株式会社リアルクリエイション 小島賢士
家具・絵画 株式会社リアルクリエイション

プロジェクトの経緯

  •  福岡の人気スポットである春日公園に近い立地のマンションプロジェクト。購買ターゲットは自然を愛するような郊外志向が強いと思われる。このことから素材の選定を、素朴、自然などの優しい雰囲気をベースに考えることにした。土っぽい左官仕上げやレトロな印象のタイル、割り石など、少し田園的な印象の素材を多く集めた。そこにエッセンスとして黒のフレームを用いると少し素材たちが引き締まる。さらに絵画を用いて艶っぽさを出してあげた。すると郊外にある雰囲気の良いカフェのような印象になる。今回の購買層ターゲットの趣味趣向とリンクすることから、今回のコンセプトは避暑地にあるカフェということで決定した。おのずと外観のタイルもコーヒーを連想するようなブラウンで選定した。外観は重厚さと軽やかさの対比をテーマにしている。
 

外観

 建物向かって左側にあるエントランスのスパンを視覚的中心になるように設定した。帰る場所である入り口が建物のヘソに当たると、やはり気持ちが良い。そのためあえて左寄りを重厚な構えにして、それ以外は軽いデザインにまとめた。

 外観

コーナーにガラスがまわると軽快な印象になる。このため重厚さと軽さの対比バランスはデザインにおいて重要な要素になってくる。
 

 外観

 建物向かって右側はガラスが多くなるため、軽快な印象になる。そのためサイドには重い印象のデザインで視覚的なバランスを取っている。あえて側面の窓は縦長窓で重厚なデザインにしている。

ファサード

ファサードの特徴は、この長いアプローチにある。正面には格子状のガラスで、エントランスホールが覗ける。割り石の壁が奥まで繋がり、空間に奥行き感を与えている。
 

ファサード

 レトロな雰囲気のタイルがコーナーのサインと間接照明の効果の演出に一役買っている。間接照明がタイルの表情を拾い、立体感を与えてくれている。
 

通路

 通路には絵を配して、ギャラリーのようにしている。この部分は躯体の柱と絡む部分で、梁や柱の出たり入ったりが美しくないので、あえて壁をフカしている。下の部分は間接照明と木の組み合わせで連続性を感じる演出を施した。
 

エントランスホール

 エントランスホールに入ると、アプローチから繋がった割り石、オリバー・ガルの絵画、ソファや椅子テーブルが出迎えてくれる。
 

エントランスホール

 格子のガラスがアプローチとエントランスホールの結界になっている。繋がっているようで繋がっていない空間になっているのが特徴で、アプローチからエントランスホールに入るためには、一度脇に入らないと入れない動線になっている。直接入れれば近いが、あえて若干距離を歩かせることで得られる景色がある。
 

エントランスホール

 エントランスホールからアプローチを見返る。格子窓から覗く外の風景が爽やかで、朝出かける際気持ちよく出かけられるよう、デザイン的に意識した光景。
 

エントランスホール

 夜のエントランス。昼と違いアプローチが暗がりになり、一転して大人っぽい雰囲気になる。照明も間接照明と絵画に当てる照明がほとんどで、必要のない照明は配置していないが、十分な明るさ感を確保している。
 

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