F DESIGN OFFICE

F デザインオフィス(仮称)

デザイン 株式会社リアルクリエイション 小島 賢士 
照明設計 株式会社リアルクリエイション
施工   のあ建築設計
撮影   アール・イー・エム 藪亀寛

プロジェクトの経緯

  •  とある企業の子会社で、グラフィックデザインを行う事務所のデザインを依頼された。このデザイン事務所は親会社の行っているデザイン業務の補助を行う会社である。主要スタッフはおもに登録制で、主婦や学生など、短時間でも就業が可能なシステムをとっている。ネットで自分の席を予約し、登録した時間に出社して仕事をするというシステムである。実は人材発掘の意味合いも大きいので、学生などは実力次第で親会社のデザイン部門へ就職できるチャンスがある。
  •  話を聞いて、非常に面白く感じた。しかし短時間のデザイン作業時間だったため、「あるもの」でデザインするしかなかった。昨今はメーカーも倉庫代の節約のため、在庫を持たないので、納品が2ヶ月以上待ちというのはざらである。そういった商品は外し、またデスクも80席近くなると、数不足のためメーカーが変わったり、サイズや色がまちまちになったりする可能性があったため、全てオリジナル造作デスクで挑んだ。時間的にタイトだったが、なんとか家具業者の協力体制のおかげで間に合わせることができた。
  •  不特定多数のスタッフが出入りする空間になるので、親しみやすさやカジュアルな雰囲気を前面に押し出したデザインにまとめた。
エントランスラウンジ
 実際はもっと明るい空間だが、撮影のため照度を落としてある。コンセプトカラーがグリーンなので、いたるところに色をちりばめてある。
エントランスラウンジ
 エントランスは来客時の簡易な打ち合わせができるようになってる。空港のラウンジのように、リラックスした空間を意識した。
製作室
制作室
天井へのアッパーライトで空間の明るさ感をとっている。システム天井についている直接照明は、ペンタブレットなど、平面に近い状態にモニターがくるグラフィックデザイン業務には天敵である。照明器具を外すとこういうオフィスの場合、照明器具が排煙や換気などの機能があるので、むやみに外せない。いろいろな会社があり、様々な働き方がある昨今のオフィス事情には、このシステム天井は時代遅れとしか言いようがない。
  制作室
ナチュラルな色合いの木目にした。親しみやすさをだすためである。オレンジやグリーンの椅子が映える組み合わせになった。
 制作室
 デスクは全てオリジナルデザインで製作している。意外とコスト的にはリーズナブルになっているのは、シンプルな形の構成と、素材の材料取りのため、割り切った色の切り替えで材料のロスを少なくしたためである。
 会議室
U字型のテーブルで、Uの字の中にベンチがある。カジュアルで立体的な会議ができるようになっている。
会議室
木目を多用したデザイン。カジュアルな雰囲気を醸し出している。椅子は今回カッシーナIXCから選んだ。白い部分はホワイトボードになっている。
 
 

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