2018

クリニックデザイン

ALFA SHIKA/FUKU SEIKOTSUIN

アルファ歯科/ふく整骨院

所在地:福岡県大牟田市
業種:歯科医院/整骨院
構造:木造
敷地面積:893.32㎡
延べ床面積:220.11㎡

南東面外観

 南東面角地から。切妻屋根と垂直でフラットな壁の組み合わせが印象的な外観。基本的な設計コンセプトは、歯科医院と整骨院を屋根でつなぎ、その中央部分を出入り口にすることです。

東面外観

 フラットでシンプルな長方形が印象的な雰囲気を出しています。窓にはしっかりと庇を設けています。

南面ファサード(夜景)

 歯科医院と整骨院を分断する中央の屋根部分。向かって左が歯科医院で、右が整骨院になり、屋根だけの空洞部分で2つの医院がつながっています。

 

ポーチの軒先

中央のポーチは屋根の構造が全て見えるようにしています。登り梁、母屋、垂木、野地板と、木造設計のためのお手本のようなフォルムです。

ポーチの軒先

 中央部分は裏側駐車場からの動線も担っています。土地柄、ほとんどが車での来訪になるので、駐車場からはスロープにしています。

ファサード

 特別診療室は内部空間が良く見えるようにしました。診療をするときはロールカーテンを下げますが、それ以外の時は、なるべく内部を見せて、オープンでクリーンな歯科医院イメージを定着させることを目的にしています。

 

待合室

大きな開口部が印象的です。窓は、はめ殺しなので、大きい窓ですが金額的にはリーズナブルになっています。

待合室

構造体をそのまま見せることが今回のデザインテーマです。建物を成り立たせるための構造体でデザインすることで、コストを抑えつつ印象的な空間を作り上げています。

受付(夜景)

医院のイメージカラーはオレンジです。そのオレンジを受付カウンターの背に使い、医院のロゴサインを配置しました。イメージカラー+医院ロゴはブランディングには不可欠な要素です。

 

受付・待合室(夜景)

木と白のシンプルな構成でまとめています。ナチュラルで柔らかい空間は居心地の良い雰囲気を演出してくれます。

特別診療室

特別診療室の壁は濃いネイビーでまとめました。木とネイビーの組み合わせは、のどかな雰囲気とりりしい雰囲気を併せ持つ組み合わせで、堅実で温和な雰囲気を作り出してくれます。

特別診療室

木とネイビーの空間に、赤い歯科ユニットがアクセントとなり空間に潤いを与えてくれています。例えるなら、フォーマルなスーツに、赤いネクタイやチーフを合わせているイメージです。

診療室

基本的に白い空間でまとめ上げました。少し木が入るくらいです。木も構造的な柱なので、デザイン的なコストはかかっていないと言えるでしょう。

診療室

アクリルで診療室の部屋番号を作りました。少し大きめの文字にすることで、空間のアクセントになってくれています。

ロゴサイン

エンブレムは「ALFA」を元にデザインしました。ALFAが縦に3つ並んでいるだけのシンプルなデザインですが、歯の形にも見えるようにしました。

整骨院診療室

アルファ歯科と同じデザインでまとめています。こちらは診察室が道路側に面するので、腰窓にしています。

整骨院診療室

普段はパーテーションで仕切られているのですが、全景がわかるように、撮影のために外させてもらいました。パーテーションがあっても、天井は斜めに広がっているので、圧迫感もない空間になっています。

整骨院診療室

この診察空間はちょうど三間分の空間になっていて、同じスパンで登り梁が空間を作ってくれています。木の天井の上は断熱材と通気の空間があり、すぐ屋根という構成になっています。

エステルーム

フェイシャルのサービスが受けられる部屋。この部屋は木と薄い水色の組み合わせで、「みずみずしい」「生き生きした」「上品な」「フェミニンな」と言ったイメージを与える空間にしています。

ロゴサイン

ふく整骨院のイメージカラーはグリーンにしました。エンブレムは「f」と「ハート」「太陽」「手」と言ったイメージを与える形にしました。

軒先

軒先にはロールスクリーンを設置しました。白いロールスクリーンが木と相まって清潔な印象を与えてくれます。

CREDIT

意匠デザイン:株式会社リアルクリエイション
設計協力:h2architect
施工:株式会社マインディア
照明デザイン:株式会社リアルクリエイション